マサトです。
最近、娘の様子が気になります。
言葉の端々から自分と他人を比べている様子が伺えます。
精神的に次の成長段階に入ったのではないでしょうか。
容姿や運動能力、芸術系の能力、勉強の出来不出来など、様々な切り口で自分と他人を比較しているように見えます。
自分もそうでしたが、他人との比較とは言っても、自分が他人より劣っている部分ばかり気持ちが向いてしまうものです。
『劣等感』が芽生えたのだと見ています。
例えば、親の褒め言葉に対しても『そんなお世辞は言わなくていいから』と言うようになりました。
親が本心で言っている褒め言葉でも、彼女の中のモノサシでは違った自己評価なのでしょう。
そのギャップを指して『お世辞』だと言っているのだと思います。
自分も高校生までは強い『劣等感』に悩まされていたので娘の気持ちはなんとなくわかる気がします。
今となっては取るに足らない劣等感が当時はとても重たくて、自分を縛る鎖のようになっていたのを覚えています。
褒められてもちっとも嬉しくない。素直に喜べない。心の中の厳しい厳しい毒舌家が全て否定してしまうから。
おそらく娘も同じような状態なのだろうと推測しています。時折見せる弱気な表情は見ていてもツライ。
娘には辛い思いはさせたくないので、自分の体験談を話してあげようと思っています。
これまでは根拠のない自信に満ち溢れていた内面に『コンプレックス』が芽生え、文字通り複雑な心理状態に入ったであろう娘。
『コンプレックス』との上手なつきあい方を『コンプレックス』に苦しんだ先輩として、父として、教えてあげられたらと思っています。
マサト
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