サピックス

2017年7月2日 小学2年生 やはりサピックス入室テスト 兼 組分けテストは通常月の入室テストより難しかった!!

はじめに

小学二年生の娘が受けたサピックス入室テスト(7月度)の結果を記録しておきます。

ちなみに、娘は年中から公文に通っています。
自ら通いたいと親を説得し、現在国語はGⅡ(中一相当)を学習しています。
本人も国語には自信を持っているようです。

四谷大塚には小1から通っていますが、こちらは母親が入塾を決めました。
入塾以来、校舎では常にトップ5に名を連ねています。

しかし、他塾とくにサピックス生との実力差は常に気になります。
そこで実力診断のため定期的にサピックス入室テストを受験しており今回が四回目になります。

サピックスの夏期講習を受講することも視野に入れて、今回は最寄りの校舎での受験となりました。また、今回の入室テストは「組分けテスト」を兼ねており、在籍生との真剣勝負です。


偏差値および得点

算  数:
偏差値59.6 得点80点/100点満点(今回)
 偏差値65   得点95点/100点満点(5月度)
⇒前回よりマイナス15点。偏差値もマイナス5.4ポイントです。

国  語:
偏差値64.9 得点80点/100点満点(今回)
 偏差値68   得点97点/100点満点(5月度)
⇒前回よりマイナス17点。偏差値もマイナス3.1ポイントです。

2科目合計:
偏差値63.5 得点160点/200点満点(今回)
 偏差値69   得点192点/200点満点(5月度)
⇒前回よりマイナス32点。偏差値もマイナス5.5ポイントです。


問題構成と得点状況および平均点

算  数:80点/100点(平均点62.9点)
大問1:基本問題 60点/60点(平均点47.9点)
大問2:数と推理  5点/20点(平均点7.8点)
大問3:平面図形 15点/20点(平均点7.2点)

大問1は満点。基礎はできているようです。
大問2は全て回答したものの、平均を下回っています。15点の失点
大問3は設問4が未記入。時間が足りなかったようです。5点の失点

国  語:80点(平均点57.9点)
大問1:様子を表すことば 15点/15点(平均点13.8点)
大問2:漢字の読み書き 30点/30点(平均点23.3点)
大問3:読解の問題 35点/55点(平均点20.8点)

大問1、2は満点。平均点も高めで取りこぼしがなくて安堵しました。
大問3は設問2、4、7での減点が失点の全てでした。
設問4は2つ選択すべきところを1つしか選択しておらず3点の減点
設問2は記述問題で配点10点に対し9点の減点
設問7は記述問題で配点10点に対し8点の減点


順位

算   数:217位/1527名(上位14.2%)
国   語: 46位/1527名(上位3%)
2科目合計:121位/1527名(上位7.9%)
⇒国語は上位3%以内ですが、算数は上位5%に入れませんでした。


入室基準点

2科目合計で 80点 でした。
40%とれれば入室基準はクリアです。

参考までに前回(5月度)は2科目合計で100点(50%)でした。
前回より20点下がっています。
通常月の入室テストと比較して、組分けテストを兼ねた入室テストの方が
難易度が高いことをうかがわせます。


コース分け基準

通常月は入室テストの成績表にコース判定結果が記載されてきます。
それに対して、組分けテストも兼ねる月(1、7、3月)の場合は
成績表とは別にウェブのマイページ上でコース分け基準の表が公開されます。
今回のコース分け基準は以下のとおり。

MJ 159点以上
MI 150点~158点
MH 140点~149点
MG 133点~139点
MF 125点~132点
ME 116点~124点
MD 109点~115点
MC  99点~108点
MB  90点~ 98点
MA  89点以下


入室コース判定

娘の得点は160点でしたので入室コース判定は 「MJコース」でした。
かろうじて最上位コースとなりました。


総評

1.通常月の入室テストと組分けテストを兼ねる月(1、7、3月)の比較
総得点で32点低くなっており、通常月より難易度はかなり高いと感じます。

また、通常月と異なり、コース昇降が掛かるサピックス内部生も受験します。そのため成績上位者の層も厚いことから、偏差値も低めに出たものと分析しています。

2.四谷大塚との比較
算数
四谷大塚では上位5%に入っている娘が、今回のテストでは上位7.9%でしたので一見サピックスの方がレベルは高いように見えます。ただし、出題傾向に違いがあるため一概には言えないと考えています。

サピックスでは「数と推理」系の問題が重視されているようです。
パズル的な問題で思考力を強化する狙いがあるように感じました。

一方、四谷大塚ではこの時期「長さ、かさ」の問題に重点が置かれています。
2年生でつまづきがちな単元を強化する狙いがあるように思います。

塾を問わないオールラウンドな実力をつけるためには、思考力を問うパズル系問題への対応力強化が課題として明確になりました。

国語
サピックス、四谷共に上位3%に入っていることからレベルに大きな差はないと思います。

ただし、サピックスでは低学年から記述式問題を重視していることがわかります。
娘も読解力自体は高いものの、記述式問題の回答作法ができていない印象です。
記述問題強化が今後の課題として明確になりました。


おわりに

娘は現在、四谷大塚のS組(選抜コース)に通塾しています。
しかし、下克上受験の桜井信一氏からも難関校を受験するならサピックスだとアドバイスを頂きました。

四谷大塚とサピックスどちらのスタイルが娘に合うのか、この冬にダブルスクールで比較検討してみたいと考えています。

また、サピックスだけでなく様々な塾の説明会やテスト受験を通じて娘にとってベストな塾を選びたい。高学年で転塾を繰り返すハメにならないためには低学年の今がチャンスです。

次回のサピックス入室テスト 兼 組分けテストは1月に予定されています。
今回見えた課題について対策をした上で、再度受験するつもりです。

その際はまた記事にしますので、乞うご期待!!

ではまた