こんにちは、マサトです。
今日は公文の話題です。
ネット上では公文の是非について様々な意見がありますが、我が家の場合はうまく機能しているように思います。
目次
娘と公文
小2の娘は年中さんの9月から公文に通っています。同じ保育園のお友達が公文に通っている姿を見て、やってみたくなったようです。
5歳になる少し前、まだ4歳の頃に言いだしましたが、親としてはまだ早いと、のらりくらりとはぐらかしていたんです。
しかし、一向に諦める気配がありません。5歳になっても行きたい、行きたいと言うので、体験だけはさせてみようという事になり、体験に参加させました。
診断テストでも良い結果が出て、本人が益々その気になってしまい、そのまま通塾が始まりました。
科目は算数と国語です。英語については全く考えていませんでした。娘自身も、自分は国語だという思いを抱いていたようで国語がサクサク進みました。
学年を超えた教材へ
算数も国語もあっと言う間にお友達を追い抜き、年長さんの頃には国語は3学年以上先のCI教材に到達。
算数も1年先のA教材に到達しました。
当時、3学年以上先の教材を学習する生徒は記念のトロフィーに加えて、表彰イベント「全国公文進度上位者のつどい」に招待される制度でした。
その時の案内と教材が、部屋を整理していたら出てきました。
ほんとうに懐かしいです。
案内文書(その1)
案内文書(その2)
案内文書(その3)
当時の教材
会場で解いたものです。字がカワイイなぁ。
教材の文字も大きくて懐かしい〜
娘の成長を実感しますね。
つどいはこの年で終了
なんと、つどいはこの年で最後だったのです。翌年からは招待基準がグーンと引き上げられ、6学年以上先の教材を学習している生徒のみとなりました。
その名も「公文未来フォーラム」です。
小2の今年は参加できましたが、小1での参加は諦めました。
というのも8月から3ヶ月、無謀な小学校受験に挑戦したからです。
もちろん、準備不足もあり、結果は不合格に終わりました。
とても悲しい結果でしたが、その経験が小1からの四谷大塚通塾に繋がっています。まぁ、結果オーライってことで(笑)
公文は悪なの?
ネットや子育ての先輩に聞くと、公文の評判はあまり良いものではありません。
反復ばかりで思考力や応用力は身につかない
先取り学習といっても意味を理解していない
などです。
そもそも公文の意義ってなんだろう
そもそも公文は先取り学習のための塾だっのでしょうか?
僕が子供の頃はむしろ逆だったように思います。
算数でつまずいた生徒が、解るところまで立ち戻り、「わからない」を「わかった!」に変える場だったように記憶しています。
つまずきを解消するのが公文式の意義だったように思うのです。
早期教育における公文の活かし方
もしも、公文で早期教育を考えるならば、いくつかのポイントを外してはダメだと思います。
まず、先取り学習をするならば、教科は「国語」一択だと思います。
公文による算数や英語の先取り学習は、デメリットの方が多いと思います。
では、何故国語一択なのか
理由はシンプルです。
母国語だからです。
母国語の機能は大きく分けて以下の3つ
1.思考のための言語
2.意思疎通のための言語
3.知識を増やすための言語
こうした機能を担うがゆえに、日本語を母国語とする国内においては日本語を強化することこそが学習の質、量、スピードのアップに直結するのです。
特に、脳の神経回路を形成する早期教育教育においてはなおさらです。
国語を先取りするメリット
身の回りには日本語が溢れています。テレビをつけても、本を開いても、街に出ても文字や人の会話もほとんど日本語です。
日本語を強化することで、自分の身の回りに溢れる日本語が脳を育てる、という好循環が回り出します。
漢字を覚えたら、読める本が増える、街中の看板の文字が読める、親との会話も高度になる。教科書やテストの問題文の意味も的確に掴める。
国語に関しては先取り学習のデメリットはほとんどないと言えるでしょう。
算数先取りのデメリット
小学校低学年では、算数は先取りしても四則演算までと決めています。
特に中学受験をする場合は、先取りした知識が邪魔になるケースがあります。
その代表が方程式です。中学受験の問題でも方程式を使うことで解ける問題がありますが、出題者の狙いは方程式を知っていることではなく、思考力や発想力、試行錯誤する力だったりします。
だから、方程式で解いてしまうと得点にならないケースもあるそうです。某大手塾校長談
英語先取りのデメリット
日常的に英語に触れて使う環境にない場合、忘れてしまう。
中学受験をする場合はアドバンテージにならない。仮に帰国子女枠で入学できたとしても、他教科の学力差をキャッチアップする際に苦労する。
また、難関中学に合格する子は、受験後に本格的な英語の学習を始めるが、あっと言う間にキャッチアップしてしまう。某大手塾校長談
まとめ
このように、もしも先取り学習をするなら、もっとも効率的でコスパが高い科目は国語になります。
というわけで、娘は公文は国語に最も力を入れています。
本人も本格的な受験が始まる四年生までにJ教材を終えるという目標を持っています。
しっかりサポートしてあげたいです。