マサトです。
新小3最初のテストは希学園です。
2018年2月11日に首都圏 希学園の公開テストと入塾説明会に行ってきました。
これで、関西系の中学受験塾 駿台・浜学園と首都圏 希学園のテストおよび入塾説明会をひと通り体験することができました。
◆テスト結果
入塾基準判定書には「合格」の文字が記されていました。
コース判定は 「S1」コースの判定をかろうじて得られました。
※小3はS1とS2の二段階で4年生以降はさらに上位のS0コース設定あり
算数:特殊算に苦戦!? というか手が出なかったようです
・点数 60点弱
・平均点 61.99
・偏差値 50弱・・・偏差値50の最高レベル算数の受講資格は得られず
・順位 332人中 上位60%台
大問が1~6まであり、大問1で60点、大問2以降で40点という配点
大問2以降はいわゆる特殊算が出題されていました。
消去算、集合算、ふくめん算、つるかめ算などが出題されており
文章題が多い問題構成になっていました。
逆に平面図形や立体図形の問題が少なく、特殊算の文章題に重きを置いていることがわかりました。
「スーパーエリート問題集」や「最レべ問題集」、「トップクラス問題集」などの先取り系問題集をやり込んでおくと高得点が期待できそうです。
実際、塾では「スーパーエリート問題集」が販売されていました。
国語:偏差値60は超えたもののトップ層には食い込めず・・・
・点数 90点強
・平均点 70.79
・偏差値 60強・・・最高レベル国語の受講資格は得られました
・順位 332人中 上位7%台
二科目では算数がネックとなり上位30%台と奮いませんでした。
男女比:
332人中女子は124人、男子は208人で男子が女子の約1.6倍
◆説明会
教育システムについて一通り説明を聞きましたが、駿台・浜学園と酷似しており明確な違いは見出せませんでした。
説明を聞いた教室だけの特性かもしれませんが規模が大きくないがゆえに、面倒見は良さそうです。これは、規模の小さい塾であれば当たり前なのかもしれませんが。
そのほかには「リーフレット」がとても充実していました。受験生を子に持つ親ならではの疑問や悩みをA4横の用紙を三つ折りにしたリーフレットにまとめてあり、自由に持ち帰ることができます。例えば
「国語辞典について」・・・全学年対象
「難問集の作成」・・・全学年対象
「算数の低学年における学習ポイント」・・・小2・小3対象
「難関中合格に向けての算数勉強法」・・・小2~小4対象
「希学園に来るまでのお勧めテキスト」・・・年長~小2対象
「希に来るまでに何をしていたらよいの?」・・・年長~小2対象
「どういう学校を選ぶか~学校選びの5つのポイント~」・・・全学年対象
「難関中合格に向けての理科勉強法」・・・小2~小4対象
「難関中合格に向けての社会勉強法」・・・小2~小4対象
「難関中合格に向けての国語勉強法(1)~(3)」・・・小2~小4対象
「読書について」・・・全学年対象
「受験に勝利する5か条」・・・全学年対象 などなど
このリーフレットは意外とためになりそうです。
◆受験を終えての感想
算数はかつてない点数でした。解答用紙を見ても空欄が目立ちましたので、文字通り手も足も出ない状態だったのだと思います。
テスト後娘は「算数が全然書けなかった」と言っていましたが、ケロッとしていました。パパも「今日は力試しだから気にしなくてもいいんだよ」と一言添えておきました。
焦って「スーパーエリート問題集」をやらせてみたくなるところですが、その気持ちをグッとこらえて、娘が目覚めるのを辛抱強く待ちたいと思います。
公開テストの算数は出題内容が関東系の大手塾とは異なる上に受験者層のレベルも高いので上手に活用していきたいと思っています。
最近娘は、算数への苦手意識が薄まり、得意になってきたカモと思い始めているのでしばらくは勘違いを利用して算数好きになってもらいます。
そして、娘の中で「慢心」が見えた時こそ、お灸として公開テストを活用したいと思います。
◆おわりに
浜学園、希学園の公開テストは、毎月第二日曜日に開催されます。
家庭学習で難問系問題集などこなせているお子さんや算数特化塾に通塾していて力試しをしたいお子さんには大変有用なのではないかと思います。
逆に算数が苦手だったり、先取り学習をしていないお子さんが受験する場合は注意が必要です。お子さんの心が折れてしまわないようフォローをお忘れなく。
マサト家は『算数ガッツリ先取り』ができるほどの余裕はありませんし、娘も『天才キッズ』ではありません。
当面は四谷大塚のカリキュラムに乗っかって、しっかり消化できるように娘をフォローしていきます。
マサトでした