マサトです。
『ボーっと生きてんじゃねーよ!!』
最近、土曜日の朝はいつもこの言葉で5歳の女の子に叱られています。
と言ってもテレビ番組の話です。
NHK総合テレビの番組
『チコちゃんに叱られる!』
毎週金曜 午後7時30分〜
毎週土曜 午前8時15分〜 再放送
メインMCはチコちゃんという名の着ぐるみ。
5歳児という設定で声の担当は木村祐一さん。
ボイスチェンジャーで声を変えているので全く分かりませんでした。
新しいのは、着ぐるみの筈なのに顔の表情がクルクルとリアルタイムで変わるところ。着ぐるみの顔にCGで作った表情を合成しているようですが、ありそうで無かった試みではないでしょうか。
日常生活で何となく流してしまっている素朴な疑問についてクイズ形式でチコちゃんが出演者に問いかける形で番組は進行します。
そして、出演者が質問に答えられないとチコちゃんに叱られます。
その時チコちゃんが顔を真っ赤にして発するセリフが『ボーっと生きてんじゃねーよ!!』です。
実に深い言葉だと思います。
日常生活で見聞きした事柄について、その意味や由来、仕組みについて疑問にも思わず、深く知ろうともせず、深く考えようともしない姿勢を痛烈に批判しているのです。
この言葉をとても気に入ったマサトは心の中にチコちゃんを住まわせることにしました。
しかし、それだけではもったいない。
そこで、チコちゃんを娘の心の中にも住まわせたいと考えました。
具体的には娘の知識や思考が浅い時にこの言葉を投げかけます。繰り返し使います。娘は、笑いながらも悔しがります。
こうして娘の心の中に『チコちゃん』というバーチャルな人格を常駐させることで、自分自身を外から俯瞰する『メタ認知能力』が備わることを期待します。
また、何気ない日常生活からの学びの量や質、深さがアップできるのではないかと考えています。
自分を取り巻く『世界』についてどれだけ広く、深く知り、理解しているか。
娘にはそうした力も装備させてあげたい。
それが『生きる力』にも繋がると思うのです。
だから『心にいつもチコちゃんを』なのです。
毎日の生活の中でチコちゃんが叱ってくれることで、娘の観察力や洞察力、知的好奇心、モノの見方がどう変わっていくのかをあたたかく見守っていきたいと思います。
マサト
via PressSync