夫婦でフィギュアスケート好きのマサトです。
フィギュアスケート四大陸選手権 男女シングルの結果が出ましたね。
男女共に日本人選手が優勝するという快挙。
素敵です。
男子
男子は宇野選手がシルバーコレクターの名を返上する金メダル。主要国際大会で6戦連続2位だったが、ついに頂点に立った。
しかもショートプログラム4位からの逆転優勝。
羽生選手不在の中、ここで優勝しておかないといつ優勝するのかという状況でした。
しかし終わってみればフリーの得点は世界最高得点をマーク。
ルール改正後に羽生選手が出した190.43点を上回る197.36点。
合計289.12点も自己最高得点を更新。
3月に日本で開催されるフィギュアスケート世界選手権では羽生選手も戻ってくるはず。
今回の圧勝劇で羽生選手に真っ向勝負を挑む資格を得たのではないでしょうか。
ちなみに宇野選手は四大陸に毎年出場していますが、過去の結果は以下の通り。
2015年→5位
2016年→4位
2017年→3位
2018年→2位
2019年→1位
勝つべくして勝ったという感じですね。
女子
女子は、今季シニアデビュー以来国際大会では負けなしの紀平選手がショートプログラム5位からの逆転優勝!!
得点はだだ1人220点超えの221.99
本人は『調整力』が強みと言っていました。
・直前の怪我(薬指を亜脱臼)
・片足だけ新しい靴
・苦手な試合時間
という逆風を乗り越えて勝利をもぎ取りました。
ベストの状態ではなくても勝つためにできる事を考える冷静な判断力と柔軟性。
冷静に自分自身を見つめて、何が1番大切なのかを見失わない強さ。
娘にも身につけさせてあげたい力です。
2位はカザフスタンのエリザヴェート・トゥルシンバエワ選手
得点は207.46
こちらもショートプログラム6位からの躍進。
なんと4回転サルコーに挑んできました。今回は転倒しましたが、今後は手強い相手になりそうです。
紀平選手も来季は4回転をプログラムに組み込む用意があるようです。
女子シニアも本格的な4回転時代に突入しそうですね。
3位は三原選手
彼女もショートプログラム8位から逆転の表彰台です。
2017年四大陸選手権の女王です。
こうしてみると表彰台のメンバー全員がショートプログラム5位以下という大逆転劇。
ショートプログラムの上位3人が総入れ替えという珍しい現象が起きました。
4位は今季の全日本女王にして昨年の四大陸選手権の勝者。今大会では連覇がかかっていた坂本選手でした。
ショートプログラムで2位につけており、十分優勝が狙える位置につけていました。
実際、ショートプログラムで1位だったブレイディ・テネル選手(アメリカ)は5位に沈んでいますから坂本選手もミスが無ければと悔やまれます。連覇させてあげたかった〜。
という訳でトップ5に日本人選手が3名という結果は素晴らしいと思います。日本人として誇らしい。
坂本選手は今回の悔しさをバネに3月の世界選手権で好成績を残して欲しいと思います。
マサト