SAPIX

★ 2018年10月13日 小3 サピックスオープン 結果速報

マサトです。

本日、小3 実力診断サピックスオープンの結果速報がマイページで確認できました。

算数はほぼ自己採点どおり、国語は記述問題の得点が想定より若干低めでした。

2科目での順位は悪くはないものの、想定よりは良くない結果です。

SAPIXトップ層が受験を回避しているのであればもう一段上に行って欲しいところです。

また、平均点や偏差値をみても手放しでは喜べない微妙な結果でした。

比較対象として、昨年(2017年)の小3サピックスオープンの結果をネットで探してみました。

参考にしたのは以下のブログです。

ママ塾で偏差値70!
http://www.mamajuku.com/entry/2017/10/11/111206

■受験者数
2272名→2660名(400人ほど増加)

■算数の平均点

昨年は算数の平均点はかなり低く51.8点。
今年の平均点は99.2 点
昨年と比べて50点近い差があります。

算数に関しては昨年より難易度はかなり低くかったということでしょう。

満点でも偏差値は69.5と70に届かない状況。

おそらく満点者続出だったのだと思います。

昨年が余りに難しかったため、その反動で難易度を下げすぎてしまったのかも知れません。

よって、手放しでは喜べません。

■結果の受け止め

SAPIX生の受験は任意で、必須受験ではないと聞いています。

もし、SAPIXトップ層で受験を回避している人数が多いとしたら、余り参考にはできない結果だと言えます。

もし、トップ層の受験回避がほとんどないようであればそこそこ意味のある結果だと言えるでしょう。

しかし、テストの実施日が三連休の最終日だったことを考えると、受験を回避したトップ層が多く居たと考えるのが安全かつ妥当でしょう。

立ち位置の確認としては余り参考にならないと受け止めています。

娘自身の現時点の実力診断という意味では、試験時間40分というのは長すぎる気がします。

果たして30分でも対応できる力があるのかという点は非常に気がかりです。

国語の記述については書きすぎています。
題意を踏まえて無駄のない筋肉質の答案を作成できるようになって欲しい。
この辺りはSAPIX通塾生に一日の長アリという印象です。

そこを除けば長文の読み取りはそこそこできていたと思います。

一方、語彙系の失点は勿体なかったですが、知識系の問題は家庭での日常会話と四谷大塚の仕組み(高速基礎マスター等)でカバー可能であり、いずれ時が解決してくれると思います。

算数の結果については及第点。算数は自身で勝手に苦手だと思い込んでいる科目なので、今回の結果は『自分は算数ができない』という思い込みを解除するキッカケになるでしょう。

という訳で、算数に関する苦手意識=メンタルブロックを打破するという一点に於いて有意義なテストであったと捉えています。

SAPIXトップ層との実力差を見極める為には、やはり組み分けテストが一番であるというのが結論です。

新四年生スタートまでの課題としては『毎日地道に努力を継続する力』を身につけること。

娘は、地道に努力を継続することの大切さ(威力)をまだよく理解していない。

娘にとってはこれが最大の『アキレス腱』だと認識しています。

親としては非常に強い危機感を持っています。

最も大切なのはこうしたメンタル面の弱点を除去すること。

新四年生(2月)からの本格受験カリキュラムスタートまでにこの問題を克服できるのか、これからの数ヶ月が勝負です。

マサト

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