マサトです。
今日の午前は娘の眼科検診でした。
■検査の準備
10時から目薬を10分ごとに計3回入れて念入りに準備しました。
目の瞳孔を開き、視力の調節力を奪う目薬だそうです。
薬の効果で丸一日は遠くが見えやすくなる代わりに、近くが見えにくくなるとのことです。
また、瞳孔が通常の状態に戻るまでに3日ほど掛かるので眩しさや、光が滲むハロー効果が続くそうです。
薬の効果が3日も残ることにビックリしました。
■検査
11時過ぎから検査が始まりました。
少しでも良い結果を出したいのか、娘の身体は少し前のめりになっていました。
メガネをかける事がよほど嫌なのでしょう。
健気です。
しかし、現実は冷酷でした。
検査の結果は残念ながら『近視』。
両眼で0.5未満はかなりショックです。
YouTubeの見過ぎを厳しく叱らなかったパパの責任です。取り返しのつかないミスです。
近視は要因は半分が遺伝、半分が環境と聞きました。両親ともに近視なので、遺伝の力は如何ともしがたいということでしょう。
加えて環境という意味ではタブレットを長時間使う習慣が進行を加速したのだと思います。
目を細めたりするなど、近視の予兆と思われる様子がなかったので気づくのが遅くなってしまいました。
幼児や低学年の場合は本人も視力低下に気がつかないそうなので、定期的に眼科検診をすることをオススメします。
わが家は歯科検診は定期的に行っていましたが、眼科検診は学校の検診結果に安心しきっていて、完全に油断していました。
取り返しのつかないことになってしまい、娘には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
メガネの処方箋を出して頂いたのでこの週末にメガネのフレームを娘と一緒に選びたいと思います。
なるべくオシャレなフレームを選ばせてあげたいです。
これは知らなかったことですが、視力低下を防ぐ為には『バイオレット光』を目に入れる事が有効だそうです。
バイオレット光は蛍光灯やLEDには含まれない上に、メガネやコンタクトレンズもUVカットが当たり前になっているので現代人は近視になりやすい環境にあると言えます。
となると有効なのはやはり『外遊び』。
毎日2時間ほどの『外遊び』をして目にバイオレット光を入れる事で視力低下を抑える事ができるそうです。
ただし、メガネやコンタクトレンズはUV(紫外線)カット機能のないものを使う必要がある点は注意です。
参考として2016年の慶応大学医学部のプレスリリースをご紹介しておきます。
■慶応大学 医学部のプレスリリース
2016年12月26日
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2016/12/26/28-19271/
■おわりに
現代は大人も子どもも近視になりやすい環境が揃っています。
小さい頃からスマホやタブレットを使う事で遠くを見ることが多い上に、都会では外遊びの時間もなかなか確保が難しい。
親が紫外線を避けてインドア志向になっていると子供の外遊び時間も短くなりがち。
メガネやコンタクトレンズはUVカット、ブルーライトカットなどカットすることには熱心ですが、必要なものはカットしないことも考えていく必要があります。
紫外線はカットしてバイオレット光は透過させるメガネやコンタクトレンズは出ないものでしょうか。今後に期待です。
【追記】
すでにバイオレット光透過型のレンズが販売されていました。
https://www.jins.com/jp/st/violetplus/
【教訓】
『外遊び』は「頭」だけではなく「目」にとっても大切である。
マサト
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