今日の出来事

★ 2018年8月5日 絶対に忘れたくない思い出:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ー2人の英雄ー』と娘のナミダ

マサトです。

娘との大切な思い出がまた1つ増えました。

娘と2人で映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ー2人の英雄ー』を観ました。

もちろんママは全く興味がない作品なのでお家でお留守番です。

■僕のヒーローアカデミア とは
週刊少年ジャンプ連載の堀越耕平さんのマンガ。テレビアニメは現在第3期を放送中。

全人口の8割が『個性』と呼ばれる超常能力を備えて生まれてくる時代。

『個性』を活かしたプロの『ヒーロー』が存在する世界で、個性を持たずに生まれてきた少年緑谷出久(みどりやいずく)が主人公。

憧れのNo. 1ヒーロー『オールマイト』から『個性』を継承し、ヒーロー養成学校の名門『国立雄英高校』のヒーロー科へ進学。プロヒーローを目指すお話。

■鑑賞前
娘と2人でチケットやポッコーン、ドリンクを買う時間。長い行列で待たされましたが、娘と2人だとまったく苦になりません。

わが子ってなんなのでしょう。娘ってなんなのでしょう。こんなにも愛おしいなんて思ってもみなかった。

■鑑賞者特典
キャラクター設定画やニミ漫画が収録されたミニブックが貰えました。しかも2冊も。

映画の世界観や登場人物がよくわかります。

■鑑賞中の出来事
最初は『どうしてママは来ないの?』と不満げな娘。

『ママとは「未来のミライ」か「インクレディブル・ファミリー」を観るんでしょう?だから、今日はゆっくりさせてあげようよ』

なんとかなだめて上映スタート。

楽しく鑑賞していたのですが、終盤少し流血するシーンがあり、娘の様子が一変。

スクリーンから目を背けて『怖い、怖い、誰か死んじゃうの?』としがみついてきます。

怖がる娘を抱きしめながら『大丈夫、誰も死んだりしないから、安心して。大丈夫だから』と言うのですが、泣きやみません。

そのうちに、過去の悲しい思い出を思い出したようで『パパどうしよう、昔の悲しい出来事思い出しちゃった。どうしたらいい?』

聞くと、以前乳歯が抜けた時、一本だけ飲み込んでしまったのか見つからなかった歯がありました。

どうやら、娘にとってはその事がとても悲しい思い出になっていたようで、忘れかけていた悲しみが、映画の恐怖感の中で蘇ってきたらしいのです。

そんな気持ちをどうしたらよいかわからなくなり『パパ、どうしたらいい?どうしたらいい?』という言葉になったのでしょう。

娘は、思い出をとても大切にする子です。

映画が終わってその事について聞いてみると

『知らな〜い、誰かさんの遺伝子のせいじゃない?』と娘。

娘よ、そんなところまでパパに似なくても良かったのに。

■映画の感想(追記)

肝心の映画の感想を書くのを忘れていました。

漫画やアニメと同様に本作でも『絶対に諦めない気持ち』、『仲間との絆と助け合い』、『師弟の絆』は一貫していました。

特に『最後の最後まで絶対に諦めない気持ち』の大切さを改めて教えてくれます。

映画ならではのメッセージとしては『父と娘の絆』と『友を想う気持ち』が感じられました。

今のマサトにとっては元気と勇気を貰えた良い映画でした。

■パンフレット

もちろん買いました。大切な思い出ですから。

生瀬勝久さんや志田未来さんが声優として参加されていたんですね。

■帰路の車中での出来事

帰りの車の中でも忘れられない出来事がありました。

気持ちの高ぶりがまだ収まらないのか、娘が涙ながらに話してくれました。

『パパには長生きして欲しいの、100歳まで生きて欲しいの。だから会社のお仕事で無理はしないで、会社には行かないで』

さらに『私はパパとママが居ないと寂しいから、大学生になっても、一人暮らしはしたくないの。パパとママと3人がいいの。』と言うので

『わかったよ、じゃあ家から通える東京の大学にしないといけないね。』と声をかけました。

それでも娘の言葉は止まりません。
『パパとママが年をとってお金がなくなったら、私が稼いだお金をあげるから。だから長生きして欲しいの。それに、パパには私の子どもに勉強を教えたりして欲しいから』

そう言えば、自分も娘ぐらいの年ごろに母親に似たような事を泣きながら訴えたような記憶があります。

これも遺伝子のしわざなのでしょうか。

■おわりに

最近娘は、少し今までとは変わったような気がしていましたが、今日の出来事で確信しました。

あぁ、精神的に一段成長したんだなぁと。

今日、娘が涙ながらに語ってくれた言葉は、きっと今の本心なのでしょう。

いつまでも、そう思ってもらえる父親で居られるか自信はありません。

さらに娘が成長すれば消えてしまう『思い』かもしれません。

ただ、僕の心の中に、今日の娘の言葉は永遠に刻まれることでしょう。

そして、僕の娘を大切に思う気持ちも変わることはないでしょう。

絶対に忘れたくない思い出がまた1つ増えてしまいました。

あれ?なぜだろう目から涙が止まらない。

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