マサトです。
娘との思い出エピソードを記録しておきます。
休みの日、ソファーで本を読んでいたら娘が
『パパ〜季語って2つ使っちゃいけないの?』
と質問してきました。
どうやら俳句を作る宿題が出たようです。
『パパも俳句は詳しくないけど、季語の役割って何だろうね』
娘『季節をあらわすための言葉でしょ?』
『それはそうなんだけど、季語って1番伝えたい情景や感動を、俳句を見た人の頭の中に思い浮かばせる大切な役割がある言葉だと思うよ』
娘『そうかもしれないけど、それで?』
『うん、2つの季語があると伝えたい事がボヤけたりしない?もし2つの季語が喧嘩しないで仲良く助け合えるなら使ってもいいと思うけど。初心者は一つにしておいたらどう?ところで、俳句って何文字だっけ?』
娘『そんなの17文字にきまってるでしょ』
『そうだよね、でも17文字って少ないよね。一文字も無駄にできないから大切にして、伝えたいことを際立たせるために使った方がいいと思わない?あ、際立たせるっていうのは目立たせるって意味だよ。』
娘『まぁ、そういう考え方もあるね』
→生意気で偉そうな娘です。
『それから、テレビのプレバトで俳句のなつき先生が良く言ってる詠嘆の「や」とか「かな」とか「けり」なんかも使うとカッコいい俳句になるかもね』
娘『あぁ、あれね。わかった〜』
ようやく解ってくれたかと思ったのも束の間、出来上がった俳句を見てビックリ!
そこにはなんと2つの季語が使われていたのです。
あんなに丁寧に説明したのに。
あの時間は何だったのか。
娘は本当にマサトの手には負えません。
あとで調べて見ると季語を2つ使うのは『季重ね』と言って上級者向きのテクニックらしいです。
ちなみに2つの季語は喧嘩しないで仲良く力を合わせ、助けあっていました。
マサト
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