マサトです。
本の紹介です。
今回は
『炭水化物が人類を滅ぼす 【最終解答編】植物vs.ヒトの全人類史』です。
ベストセラー『炭水化物が人類を滅ぼす』の続編で、著者はロングセラー『傷はぜったい消毒するな』で有名な「湿潤療法」のパイオニアである『夏井睦(なついまこと)』氏
■表紙
■裏表紙
光文社刊 840円
■感想
インシュリンは血糖値を下げるホルモンではないという話が一番興味深いお話でした。
本来は糖を脂肪に変える事がインシュリンの本業であり、血糖値が下がるのは副次的な結果に過ぎない。
もともと人類史において血糖値低下との戦いであった。そのため血糖値を上げるためのホルモンは5つあるのに対し、血糖値を下げるホルモンは存在しない。
血糖値が高くなること自体が想定されていないのだという。
だからインシュリンが効果を表すまでに2時間もかかるのだという。
人間の身体は低血糖に対する備えは万全であるが、高血糖に対しては無防備なのである。
そして高血糖はジワジワと身体を蝕むので本人の危機感も薄い。
確かに 『炭水化物が人類を滅ぼす』というタイトルは大げさではないなと腹落ちしました。
炭水化物、糖質制限 早速始めました。
半年後にどんな結果が出ているか楽しみです。
■夏井睦氏 公式サイト
『新しい創傷治療 「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して
http://www.wound-treatment.jp/
マサト
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