マサトです。
娘が言葉を話すようになったのは一歳九ヶ月頃です。同じに日生まれた友だちのママが、焦って発達障害を心配したそうです。
その頃から、言葉が理解できるかどうかは御構いなしに、大人言葉で声掛けをしてきました。
特に意識して言い続けてきた言葉が4つあります。
キーワードは『上達力』『洞察力』『観察力』『共感力』です。いずれも娘に備わって欲しいと願う力ばかりです。
娘の行動を観察して、その言葉を繰り出す瞬間を常に伺っています。
条件を満たす言動があった時には間髪入れずに声掛けをするよう心掛けてきました。
ある種の暗示効果を狙っています。『ピグマリオン効果』にも通じるかも知れません。
①上達力
『〇〇〇〇の1番すごい力は上達力だね、たとえ最初はできなくても、いつも最後には必ずできるようになるもんね』
→ 娘が『できない〜』と言って投げ出してしまいそうな時によく言っていました。
娘は、最初から何でもできてしまう『天才児』ではないけれど、少しやって出来ないからと諦めたり、投げ出したりしない子になって欲しい。そんな思いを込めた言葉です。
『最後には必ず』と言うのも、時間が掛かっても努力を続ければきっとできるようになる。そんな気持ちを育みたかったのです。
②洞察力
『〇〇〇〇は2つの事を結びつける力が凄いね。一見違う事でも、その共通点に気がついて同じだって見抜く力、洞察力があるね』
→ 本質を見抜く子であって欲しいという願いを込めた言葉です。一見違う事象でも、本質的な共通点に気づき、同じだね と結びつける力が育っている気がします。
③観察力
『〇〇〇〇は物事の違いや変化に気付く観察力が凄いね』
→これは目に入ってくる情報をシッカリ長期記憶と突合して、差異を見出し、認識する力を養いたいという願いを込めた言葉です。
こうした言葉をかける事で、潜在意識が常に差異を見つけようと活動するようになるのかも知れません。
変化や違いに気付いた時はすぐに教えてくれるようになりました。その時にもダメ押しで必ずこの言葉を掛けて、意識づけしています。
④共感力
『〇〇〇〇は困った人や弱った人の気持ちをになって寄り添える共感力が凄いね』
→これは思いやりのある子に育って欲しい。他人の心に寄り添える子になって欲しいという願いを込めた言葉です。
親の言葉を素直に受け止める年齢から言い続けると、きっと子供も『そうかな』と思って本当にその力が備わるのかも知れません。
少なくともわが家では効果が出ていると実感しています。
マサト
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