マサトです。
以前から娘の気になる所は『完璧主義』です。
2〜3歳の頃が1番顕著で、上手く伝えられない苛立ちもあったからなのか癇癪を起こすほどでした。
例えば、自分の決めたルートを少しでも外れると激昂して、スタート地点まで戻ってやり直すまでおさまらない。
そんな事もしばしばでした。
年齢が上がるにつれて激昂する事も少なくなり、理性的にはなりましたが『完璧主義』は今も残っています。
『完璧主義』が1番恐ろしいのは、間違いを恐れて完璧にできなさそうな事には手を出さなくなる危険があることです。
実際、一時期、塾の国語の授業では、記述問題に対して手が止まるとの指摘を先生から受けました。自分が完璧と思える答えが書けなさそうな場合は『手が動かない病』になりかねない。
僕が『授業では、たくさん間違えることが大切なんだよ。間違える事で、先生からもいろんな話が聞けたりするし、理解も深まる。何より、絶対に忘れなくなるよね』
という声掛けを繰り返した事もあってか先日こんな言葉を言ってくれました。
『最近は、間違えていてもいいから、とにかく沢山意見を発表するようにしているよ』
とても嬉しい言葉でした。
しかし、算数の授業では、間違った意見を言って、算数男子達にからかわれるのが嫌なようで、黙っているそうです。
この点は、引き続き粘り強く声掛けをしていきたいと思います。
例えば
『二月の勝者になる為には、今たくさん間違っておく事が必要なんだよ。負けるが勝ちって言うでしょう?』
という言葉が娘には刺さりそうです。
『完璧主義』を克服する為には
如何に上手に失敗をさせるか、そして失敗した事を如何にうまく褒めるか。
これが大切だと思っています。
マサト
via PressSync