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★ 2018年9月16日 オルソケラトロジー(ナイトコンタクト)を購入

マサトです。

娘が近視になった件は以前記事にしましたが、対策としてオルソケラトロジー(ナイトコンタクト)による視力矯正をわが家は選択しました。

視力矯正と言えば現在実用化されている主な方法は以下の6つになります。(他にもあったらごめんなさい)

①メガネ
②コンタクト
③ICL(眼内コンタクト)
④レーシック(レーザー手術)
⑤スマイル(レーザー手術)
⑥オルソケラトロジー(ナイトコンタクト)

①メガネ
見た目が大きく変わる事、運動時には外れたり破損のリスクがありますが最もオーソドックスな方法です。付け外しも簡単です。

しかし、娘が『絶対にかけたくない、特に学校では絶対にかけたくない』と言うのであくまで非常用という説明をしてなんとか作ることを納得させました。費用は15,000円でした。

学校には絶対に持って行きませんが、他校生しか居ない民間学童や、気心の知れたメンバーだけの四谷大塚の授業には持っていくこともあります。

②コンタクト
日中の活動時間中も装用を続けなければいけない為、まばたきでズレたりゴミが入った時、水泳時には外さなければいけないな自分で取り外しができないと厳しいので、小学生の間は難しいと判断しました。

ちなみにマサトは使い捨てコンタクト(デイリー)とメガネを併用しています。

③ICL(眼内コンタクト)
HKT48の指原莉乃さんがこの手術を受けたそうです。

手術方法は、黒目の縁を3ミリほど切開して眼内レンズを挿入する方法です。神経が通っていない場所で異物感等はないそうです。

また、万一問題があっても取り出す事で元に戻せると言います。

強度近視(視力0.1未満程度)だけでなく軽度から中程度の近視に加え、遠視、乱視などにも対応できる点は優れていると感じます。

費用は自費診療で50万~60万円程度でレーシックの倍、使い捨てコンタクトレンズ約10年分とのこと。

角膜を切開する時点で娘にはあり得ない選択肢です。

僕は強度の近視+乱視なので、やるならこの術式かなぁ。

白内障の手術と同様の技術らしいのでおじいちゃんになって白内障になったらやるかも知れません。

参考にしたサイトは以下
https://dot.asahi.com/wa/2018032200022.html?page=1

④レーシック(レーザー手術)
レーザーで角膜を削るレーシック手術。
調べると20歳未満は受けられないようです。
近視の進行が止まった大人向けの方法です。

周囲にはこの手術を受けている人が多く比較的ポピュラーな方法ですが、僕自身は受ける事に前向きにはなれません。怖いイメージが拭いきれません。

⑤スマイル(レーザー手術)
レーシック同様にレーザーで角膜の形を変える手術であることは変わりありませんが、角膜を大きく切らないためドライアイなどの合併症が起きにくいようです。

フェムトセカンドレーザーを照射して角膜のカーブを削る術式です。

フェムトセカンドレーザーとは、フェムト秒(1000兆分の1秒)という途轍もなく短い秒数でレーザーを照射する事を言います。

手術は日帰りで施術時間は片眼5~10分程度。

保険は効かない自費診療で、両眼で30万~50万円が相場。

レーシックとICLの中間という感じでしょうか。

参考にしたサイトは以下
https://dot.asahi.com/wa/2017110900079.html

⑥オルソケラトロジー(ナイトコンタクト)
黒目のカーブをコンタクトレンズで変形させる矯正方法です。

寝る前に装用し、朝起きたら取り外すことからナイトコンタクトとも呼ばれています。

起きている間は裸眼で過ごせるため、激しいスポーツや水泳でも不便がありません。

付け外しも親が管理できるのでその点も魅力に感じました。

■説明書より抜粋

矯正のメカニズム

レンズの構造

装用サイクル

セット内容

取り外しはスポイトで行います。

■わが家の場合

オルソケラトロジーの存在は以前から知っていましたが、子どもには処方できないと思っていました。

しかし、2017年からは子どもにも処方が可能になったようで、娘の友だちにも数人の利用者がいたため思い切って娘に話してみました。

すると『メガネは絶対にイヤだから試してみたい』と言うのでとりあえず検査を受けました。
8月25日のことです。

9月1日にテストレンズを装用し問題なしと判断されたのでレンズを注文しました。

9月8日にはレンズは出来上がっていたのですが、日程が合わず9月15日に受け取りとなりました。

自費診療で費用は両眼で18万円ほどでした。
カードは使えずニコニコ現金払いでした。

医療費控除の対象にはなるようなので確定申告頑張ります。

クリニックで装着、取り外しの練習をしましたが、娘の睫毛は量が多く長いためかなり苦戦しました。

ママはせっかちなタイプなので、早々に心が折れてしまい僕にバトンタッチ。

僕は気が長い方なので粘り強く試行錯誤を繰り返し、装着および取り外しになんとか成功!!

無事に持ち帰る事に成功しました。
娘も良く頑張りました。

■自宅での装着

寝る前に装着します。娘は眼科で成功していないママではなくパパをご指名。

右目は比較的すんなり入りましたが左目がなかなか苦戦しました。

ママはせっかちなのでヤキモキして不機嫌なオーラ全開でしたが僕は気にせずに集中!

両眼の装着に30分近くかかりました。
それでも大きな進歩です。
娘もよく頑張ってくれました。

■今朝の取り外し

SPスポイトと呼ばれる先端が吸盤状になっている器具を使います。

黒目に乗ったレンズを吸盤に吸着させるのですが、力加減が難しく30分ほどかかりました。

しかし、取り外せた時の喜びはひとしお。

早速視力測定。

娘は裸眼で今まで見えなかった文字がクッキリ見えると大喜び。

睡眠時間は8時間程度だったのですが十分な矯正効果が得られたようです。

装着、取り外しに時間がかかるため、早寝早起きの習慣に繋がるかも知れません。

■おわりに

こんな感じで始まったナイトコンタクトの利用ですが、評価はまだまだこれからです。

継続的にレビュー結果を記事にしたいと思います。

まずは付け外しに慣れること。
10分以内で出来るようになる事を目指します。

最後に低学年のお子さんをお持ちの親御さんへ

子どもは大人ほど視力の低下に敏感ではなく、あまり見えなくなっていても親が気がつかないことも多いそうです。

視力の低下が学力の低下に繋がっているケースもあると聞きます。

定期的に眼科検診を受ける事をオススメします。

メガネやナイトコンタクトはなるべく使わないに越したことはありません。

ですから、わが子の視力低下に少しでも早く気づいてあげて下さい。

マサト

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