マサトです。
先日、IQとEQの検査を娘とともに受けました。
娘は大手の集団塾に通っていますが、個別指導塾や家庭教師なども選択肢としてはあります。
子ども一人一人の特性は違う中で、わが子に最適な学び方や教材、塾選びって何が正解なのかはなかなかわからないと思います。
本当にこの塾でいいのか、この関わり方がベストなのか、日々悩みます。
わが子を一番理解してかつ親身になれるのは親だから、家庭学習が最強だとする説もあると思います。
しかし、その前提としては親が子どもの特性をシッカリ把握していることが欠かせないと思っています。
親子だからといって、親が成功した方法論を子どもにそのまま当てはめてもうまくいくとは限らない。
反復学習が必要・有効なタイプもいれば、反復学習が害になるタイプもあるはずです。
また頭脳の発達状況だけではなく精神の発達状況も合わせて考える必要があると考えています。
また、忘却曲線も子どもによって一人一人違うのではないでしょうか。
事実、わが家の場合、一般的な忘却曲線をベースに考えると全く娘には合いません。
最適な復習タイミングも一人一人本当は違うはずです。
それを塾の学力テストだけで見抜くのは素人には無理だと思っています。
わが子を見ていて感じるのは、海馬とワーキングメモリの発達度は高い、またスイッチが入った時の集中力も高い。しかし、地道な努力に耐えられる忍耐力や継続力は低いということ。
地頭レベルの絶対値の高低は別にして、地頭頼みの学びスタイルであることは確かです。
忍耐力や継続力、計画性などはかなりお粗末だと認識しています。
観察力、記憶力、洞察力が高いと言われる娘ですがそれだけで勝ち抜けるほど世の中甘くはありません。
検査の項目ではGRITと呼ぶらしいですが、忍耐力や継続力をはかる指標らしいです。
恐らくこの指標の値が低いと予想しています。
これを強化または補うための方策が見つかればいいなぁと思っています。
検査の結果報告書を見て、客観的な検査結果と親の認識とのギャップを認識し、子どもの特性にあった関わり方を模索したいと考えています。
■流動性知能と結晶性知能
知能には上記2つの知能があると言う考え方があります。
娘の場合は両者に以下の関係が成り立っているように親からは見えます。
流動性知能 > 結晶性知能
■流動性知能とは
新しい場面への適応能力。
推論力、思考力、暗記力、計算力、集中力やワーキングメモリも流動性知能の一部らしい。
少し話はそれますが『どんぐり』という有名な学習法があります。
こちらは、流動性知能の発達に力点を置いた学習法なのではないかと推察しています。
■結晶性知能とは
過去の学習経験が土台になっている知能。
知識の集積に由来する知能のようです。
流動性知能を、土台としてその上に成り立つ知能のようなので流動性知能を十分に発達させた後に結晶性知能を発達させたほうが、あと伸びする子どもになる可能性が高まるのではないかと考えています。
■おわりに
検査結果報告書が今から待ち遠しいです。
父親も母親も、正しくわが子の特性を理解することで、親側の無用なストレスもなくなるかも知れません。
また、子どもの側も親に嫌な言葉を聞かされる機会が減ったり、心が傷ついたりするする事がなくなるかも知れません。健全な精神で過酷な中学受験を乗り切れるようになるかも知れません。
今通っている塾が本当に娘にとってベストなのかについてもヒントが見つかるかも知れません。
結果については差し障りのない範囲で別途記事にしようと思っています。
受験系のブログなども見ますが、わが子の特性をシッカリ理解した上で方法論を選ぶアプローチはほとんどないように思います。
成功事例をそのまま真似る、アレンジして取り入れる、良いとこ取りで取り入れるというアプローチがほとんどです。
僕は子どものことをもっと知りたい、色々な角度から光を当てて、もっと知りたい。その上で彼女がもっと輝ける方策があれば取り入れたい。
ただ、その一心です。
マサト
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