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★ 『絵本のひきだし 林明子原画展』 が思いがけず良かった件

マサトです。

頂き物のチケットがあったので松屋銀座で開催中の『絵本のひきだし 林明子原画展』に親子3人で行ってみました。

■入場料
大人 1000円
高校生700円
中学生500円
小学生300円

■作家について
絵本『はじめてのおつかい』や『魔女の宅急便』の原作本の挿絵を担当されている林明子さん。

イラストレーターとしての経歴もあり、その多彩な技法はその時に身につけられたそうです。

最初乗り気ではなかったのですが、いってみたら良かったです。じっくり見入ってしまいました。

■特に気に入った作品
『はじめてのおつかい』
『きょうはなんのひ?』
『こんとあき』
『ひよこさん』

中でも『こんとあき』『きょうはなんのひ?』は心が動きます。

■『こんとあき』

キツネのぬいぐるみ『こん』と女の子『あき』が電車に乗って祖母の家まで旅をするお話。

とにかく『こん』の表情や仕草がカワイイです。ぬいぐるみだと言うことを、忘れて感情移入してしまいます。

駅弁を買いに行った『こん』が電車の扉にシッポを挟まれたシーンは、もう堪りません。
笑いと共に気持ちが柔らかくなる感じが味わえます。

優しい気持ちにさせてくれる一冊です。

会場の出口にはグッズ販売コーナーがありますが、気をつけてください!!

特大サイズの『こん』のぬいぐるみがありますから、思わず連れて帰りたくなっても知りません。

ぬいぐるみは高かったのでクリアファイルを買いました。

■『きょうはなんのひ?』

まみこは、朝、学校に行くとき母親に言いました。「きょうはなんのひだか、しってるの?……しらなきゃかいだん三だんめ」と謎のことばを残し家をでます。

階段には赤いひもで結ばれた手紙があり、ケーキのはこを見るように指示が書いてあります。箱の中にはまた手紙が……。

次から次へと続く手紙を見つけていったお母さんが最後にみつけた言葉とは?

たくさんの手紙に隠されたトリックとメッセージ。

娘の親に対するあたたかい心にチョッピリ胸がジーンとします。

そして、いかにもうちの娘がやりそうなトリックに思わずニンマリ。

と言うわけで
『絵本のひきだし 林明子原画展』
ハッキリ言ってオススメです。

7月29日(日曜日)までの開催なので興味のある方はお急ぎください。

■同時開催 『羽海野チカの世界展
~ハチミツとライオンと~』

将棋マンガ『3月のライオン』の作者 羽海野チカさんの原画展。実際の作品を描く際に使ったネームと呼ばれるラフ原稿を見ることができます。これには娘も興味津々でした。

娘は『マンガ家になるつもりはない』と言っていますが、今もっとも熱中しているのがマンガを自分で描くことです。

ですから、本物のネームを見ることが出来てとても感激していました。

当分娘のマンガ熱が冷めることはないでしょう。

でも、夏休みの宿題はコツコツやって欲しい。
そうしないとドンドン溜まっていってしまう。
すでに結構溜めてしまっています。

そこはコツコツ型のママに似ないで、一夜漬け型のパパに似ちゃったみたいです。残念!!

夏休みの終盤が思いやられます。

マサト

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