マサトです。
読者の方からメールでご質問を受けたので、記事にしておきます。
娘は、フォトン算数クラブの入塾を遺憾ながら断念しています。
当時の記事でハッキリと書かなかったためご質問を頂いたのだと少し反省しています。
当時は入塾テストの倍率が例年になく高い状態で、合格ラインに達した方、達しなかった方様々だったと思います。
そんな中合格ラインに達しておきながら、辞退するということを記事にしてよいものか悩みました。
結局、仄めかすような書き方しかできませんでした。
辞退した理由は大きく3つです。
①娘が授業のレベルについていけるか
②長時間の授業に娘が耐えられるか
③私が仕事をしながら送迎を完遂できるか
娘は算数が嫌いと公言してはばかりませんでしたから飛び級コースでついていけるのか、落ちこぼれて自信をなくしたり、さらに算数が嫌いになりはしないか。
飛び級コースは3年生の場合夜の8時半まで授業があります。2年生からの飛び級コースであれば無理なくできるボリュームだと思いますが、3年生の飛び級コースは少しハードだと思いました。
飛び級コースをお考えの方は2年生からの入室テストがオススメかと。
そして送迎の問題です。働き方改革の流れを先取りするような会社におりますので在宅勤務やシフト勤務などを活用することで送迎はできると考えていました。
しかし、担当業務の変更があり、毎回欠かさず送迎が本当に可能なのか不透明な情勢となりました。
以上が辞退に傾いた主要因です。
そして最後のトドメは娘のひと言でした。
『しばらくお試し期間で通いたいな』
そこには、父親の前のめり感を前に、明確にノーと言えない娘の父への気づかいがありました。
なんと優しい娘なのでしょうか。
その言葉を聞いた瞬間『これは、ムリをしてはいけない』と直感しました。
今でも時々、あの時通わせる決断をしていたらと少し女々しく考えてしまうこともあります。
しかし、毎日の娘の笑顔を見るたびに、これで良かったのだと思うようにしています。
本当の算数嫌いにさえならなければ、いつかその楽しさに目覚めてくれるはず。
娘の可能性、潜在能力を信じてあげるのもまた親の役目だと思っています。
幸い、娘を取り巻く友だち、先生には恵まれており、少しづつではありますが算数の楽しさは感じつつあるように見えます。
『娘の幸せ』というゴールへの道すじはひとつではありません。
娘の夢や願いは応援・尊重しつつ、道を選び取るのは娘の自由であり権利。
娘の意志を最大限尊重してあげたい。
そのことは忘れずにいたいと思います。
さいごに
メールでご質問頂いたMさん
ご質問ありがとうございました。
そしてメールの返信が遅くなったこと心よりお詫び申し上げます。
マサト
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