4月20日から公開の映画『いぬやしき』
映画館の予告が印象的だったので気になっていました。
木梨憲武演じる58歳のサラリーマン犬屋敷壱郎(いぬやしきいちろう)と佐藤健演じるイケメン高校生 獅子神皓(ししがみこう)の2人が身体一つで空を飛びながら戦うぶっ飛んだ予告編でした。
原作はGANTZで有名な漫画家
奥 浩哉 先生
Amazon プライムビデオでアニメ版を見つけたので 予習も兼ねて 一気見してしまいました。
Amazonプライムビデオ 寝不足になるので危険です。
二人はある夜公園で突然人生の終わりを迎えます。そして機械の身体に生まれ変わります。
空を飛んだり、病気を治したり、人を殺したり
何でもありの無敵の身体を手に入れた二人。
しかしその能力の使い方は対照的。真逆です。
アニメ版ではとにかく人がたくさん死にます。
残酷なシーンも多いので どのように映画化されるのか 予想もつきません。
だだ、逆説的にではありますが、人の命の大切さ、家族との絆、何気ない日常にあるささやかな幸せの大切さを教えてくれます。
大切な人を守るために自らの犠牲をいとわない主人公の姿は 親になった今ならよくわかります。
犬屋敷壱郎の声は俳優の小日向文世さんが担当。役にとてもマッチしていました。いい味出してます。
冒頭部分では高校生の娘とはほとんど会話もなくなっていて、自分も数年先にはそうなっているのかと寂しい気持ちになりました。
ただ、ある事件を機に 親子の絆を再確認する話は娘を持つ父親の多くが共感できるかも知れません。
獅子神役は若手俳優の村上虹郎が担当。
どこか寂しげで、クールだけど大切な人を守るためには日本全体を敵に回すほどの情も見せる。残酷さと優しさのギャップが心を鷲掴みにして惹きつける。いい演技をしています。
佐藤健はアニメ版獅子神を超えられるのか?
そう思えるほどの出来でした。
映画の『いぬやしき』もせっかくなので観てみるつもりです。
アニメ版との比較するのも楽しみです。
公開は間もなく。2018年4月20日です。
マサト
via PressSync