マサトです。
フィギュアスケート ロシア大会 羽生選手がショートで世界最高得点。本当に才能と努力を兼ね備えた素晴らしい選手です。今日のフリーでも最高得点で優勝して欲しいものです。
さて、小3 四谷大塚通塾生にとって必須の11月のテストも結果が判明しました。
2つのテストは共に、本人にとっては不本意な結果だったと思います。
悔しい思いがどの程度だったのかはうかがい知る事は出来ませんが、少しでも『悔しさ』という『種火』が心の中に残ってくれれば今後に光が見出せそうです。
というのも最近の娘は以下の三悪に取り憑かれているように感じていたからです。
①周囲の期待や評価
②気負い
③おごり
これらは、精神が未熟な低学年からの通塾がもたらす弊害なのかも知れません。
①周囲の期待や評価
同じ小学校に通う生徒も多く通塾しているため、学年をこえて名前が知れていて、クラスメートなどからの高い評価が良くも悪くも、のしかかってくるようです。
特に、全国統一小学生テストは他塾生も受験するので、小学生なりに周囲の期待を裏切らないというプレッシャーがかかるようです。
そうした意味のプレッシャーがないの点はSAPIXのメリットです。その代わりにコース落ち恐怖はありますが。
②気負い
本人の中で『良い結果を出し続けなければならない』という気持ちが芽生えているとしたら問題です。目先のテスト結果ばかりに気持ちが向いて、しっかりとした実力をつけることが疎かになると本末転倒です。
『失敗できない』という気負いから子供を解放してあげたかった。『失敗したっていいんだ』という事を実感を伴って理解して欲しかった。
③おごり
手間暇をかける労を惜しむところがあります。
そこに娘の『おごり』を感じます。
特に反復する事の意義が分かっていない。
似たような問題(娘にすれば同じ問題)を繰り返す意味がわからない。
反復する事で無意識に手が動くレベルまで習熟する。いわゆる『体で覚える』ことの大切さが分かっていない。
『潜在意識』に任せられる処理は任せて処理速度を上げつつ浮いた『時間』と、余力が増した『顕在意識』を難問対処やケアレスミス防止のための『注意力』に振り向ける。
この事を娘にどうやって理解してもらうかが課題です。
■ここからリスタート
中学受験をする以上『二月の勝者』になることも大切ですが、中学受験という試練を通して、学習面や人格面で成長して欲しい。
今回の11月の2つのテスト、結果は『ドン底』でしたが、これまでの流れは一旦リセット。
心機一転リスタートして欲しいと思います。
当面の目標は以下の3点
・塾の宿題は『丁寧』に取り組む
・毎日コツコツ『地道』な努力
・頭だけではなくしっかり『手』を動かす
■おわりに
低学年の集団塾は、授業風景を見ていても『遊び』の域を出ていませんでした。
対して四年生の授業を見ると正に『勉強』
拘束時間も長いので、退屈しないか?耐えられるのか?
本当に心配ですが、しなやかに、したたかに成長して欲しいものです。
マサト
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