マサトです。
つい先ほどの話です。
娘を自転車に載せていた時のこと
娘が空を見ながら『今日は天が高いね、パパ』
『天高くパパ肥ゆる秋だね』
『肥ゆるって肥満の『ひ』って漢字だよね？』
僕『良く知ってるね、でもどんな漢字か書けるの？』
娘『わかるよ月の横にこう書くんでしょ？』と言いながら僕の背中に指で字を書いてくれました。
僕『〇〇〇〇は漢字をどんな感じで覚えているの？部首とかパーツに分解して覚えている感じ？』
娘『えーっわかんない、どうかなぁ。あ、でも写真みたいに覚えてるよ。見た時のまんま』
僕『そうなんだ、それってドラマ『スーツ』に出てくる若い弁護士と同じ能力だよね』
娘『そうだよ、あんな感じ』
僕『でも、写真みたいに記憶する能力は、大人になると無くなってしまう人も多いらしいよ』
娘『私は大丈夫、私の記憶力は強いからなくならないよ。でも、嫌なことも忘れないから辛い時もあるんだ』
僕『どういうこと？嫌なことで忘れたい事があってもいつまでも忘れられないって事？』
娘『そう、いつでもその時の事をハッキリと思い出す事ができるの。その時その場所に居るみたいに音も、色もハッキリと』
僕『それって、辛くない？』
娘『うん、辛いよ。怖かったり、嫌だった事を思い出すと辛いよ。特に夜寝る前とか辛いかな。あとは学校でシーンとしてる時間かな』
僕『でも、嬉しい事や、幸せな出来事だってずーっと忘れないから良くない？』
娘『それは当たり前のことだからいいの』
正直、少しショックでした。
確かに、夜寝る前に過去を思い出して泣くことはよくありますが、強すぎる記憶力が原因だったとは。
EQ検査で情緒安定性が低かったのは過去の恐怖や嫌な出来事がいつまでも忘れられない事から来る不安が一因なのかもしれません。
打たれ弱く精神的に脆く見えるのも、過去のネガティヴな記憶がいつまでも鮮明過ぎるからなのかもしれません。
苦しみを肩代わりしてあげられたらいいのに。
さて、どうしたものか少し考えてみます。
マサト
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