はじめに
こんばんは、マサトです。
今回は小2の娘がハマっている少女マンガについてその是非を考えてみます。
特に勉強への影響はどうなのでしょうか。
さっそくいってみましょう。
娘と少女マンガ
娘が愛読しているのは小学館発行の月刊『ちゃお』です。
『ちゃお』といえば『なかよし』(講談社発行)、『りぼん』(集英社発行)と並ぶ、三大小中学生向け少女マンガ雑誌の一つ。三誌の中では最後発になります。コアの読者層は小学生中学年です。
娘は今のところ『なかよし』『りぼん』には目もくれず『ちゃお』一筋です。
月刊『ちゃお』だけでなく連載作品の単行本や隔月刊の『ちゃおデラックス』も大好きです。
ちゃおデラックス11月号
その「ちゃおデラックス」の最新号 11月号も早速貪り読んでいます。
能登山けいこ先生の「終わる世界でキミに恋する」も大好きです。
お値段は580円です。
下の写真は目次ですが700ページ以上あります。
これを貪るように読みふけるのです。いったん読み始めたら止まりません。
親が何を言っても耳に入らないくらい集中・没頭してしまいます。
はなまる学習会の高濱正伸先生は「小学校低学年では、なんでもいいから没頭できるものをつくりなさい」をおっしゃいました。
だったらそれが少女マンガだっていいのでは?
それに、娘が8才であることを考えると、ちゃおを読むこと自体がある種の先取り学習になるのではないか。
そう言えば娘が『ちゃおから学ぶことだってたくさんあるもん』と言ってました。
そこで娘にこう言いました。
パパ
『〇〇子~ ちゃおから学んだことって例えば何があるの?』
娘(小2)
「例えばね~ショクザイって言葉を覚えたよ~」
パパ
「ああ~『食材』ね。食事の材料のことだよね?』
娘(小2)
「違うよ、このショクザイだよ」
とちゃおデラックスのあるページを開いて指さしました。
そこにはこう書いてありました『贖罪』と・・・
パパ
「ああっ、罪を償うの方ね。ゴメンゴメン。ねね、他にも学んだことがあるなら付箋貼ってみてくれない?」
娘(小2)「いいけど~」
娘が「ちゃお」から学んだ言葉
という訳で娘が『ちゃおデラックス11月号』から学んだページには下の写真のように付箋が貼られました。
ね、結構な数でしょ。マサトもビックリしました。『ちゃお』恐るべし。
そのうちのいくつがを紹介してみます。
まず最初は『報酬(ほうしゅう)』です。
次は『俊敏(しゅんびん)』です。
次が『虚構(きょこう)』
さきほどの『贖罪(しょくざい)』です。
最後が『性悪(しょうわる)』です。
これらの言葉は学年(小2)のレベルを遥かに超えているのではないでしょうか。
もはやドラえもんの国語辞典では対応できないレベルです。
しかし、幸いなことに「ちゃお」の漢字には全てルビがふられているのです。
ストーリーの流れの中で出てくる難しい言葉、意味は知りたい、そしてルビ付き。
娘としては意味を知りたいという思いは強いハズです。
そうだ、電子辞書を買ってあげよう。
ルビがあるから自分で意味を調べるようになるはず。
そして辞書のどんな例文より心に響くマンガのセリフ
もしかして最強の語彙力アップ法を発見してしまった?!
まとめ
という訳で、マサトは娘の少女マンガ好きを逆手に取ることにしました。
・マンガに見せる異常な集中力
・オールルビ付きの漢字
・引き込まれるストーリー
これに
・即座に調べられる電子辞書
以上を組み合わせることで娘の語彙力は飛躍的にアップすることでしょう。
さっそくビックカメラに電子辞書を選びに行かねばなるまい。
おわりに
「ちゃお」は低学年には少し早い内容だという意見もあります。
制限したり取り上げたりするのも一つのやり方だとは思います。
しかし、わが家では、なるべく娘の主体性を尊重する教育方針を採用しています。
副作用を抑えつつ、メリットを最大化するためにはどうしたらいいかを考えます。
・時間管理はキッチンタイマーを使って自分でやらせます。
・言葉の意味は電子辞書で自分で調べさせます。
さあ、この選択が吉とでるか凶と出るか。
おいおいこのブログにて経過報告をしていきます。
さて、どうなることやら。お楽しみに。
以上 甘々で親バカのマサトでした。