目次
はじめに
小2の娘は年中から自分の意志で公文に通いはじめ、算数はC教材修了。
国語はGⅡ教材を学習中です。
今年は公文未来フォーラムに初参加。
本人はJフレンズになるまで辞めないと言っています。
また、四谷大塚には1年生から通いはじめ、現在はS組(選抜クラス)で学んでいます。S組女子なかよし4人で遊ぶことがモチベーションになっているようです。
しかし、父親としては、4年生からの受験本格化を見据えて、どの塾が娘にとって本当にベストなのかまだ答えが見つかっていません。
パパの理想の塾探しは続きます(笑)
今回ご紹介するのは「中学受験グノ―ブル」です。
「中学受験グノ―ブル」とはどんな塾なのか
友人やネットによると、サピックスからスピンアウトした講師がつくった塾だそうです。
ネットでは「サピックスの進化系」という表現もみかけましたが「復習主義」や教材のつくりはサピックスに似ており確かにベースはサピックスだなあと感じます。
では「進化系」とはどういう意味なのか
おそらくサピックスをベースにその弱点を補強するという意味だと思います。
サピックスの弱点・デメリットとは
グノ―ブルの説明会で講師陣や保護者(上の子がサピックスαクラス)の方のお話を聞きました。
そのお話からサピックスの弱点は次のような点にあると理解しました。
①難関校の合格実績をあげることが至上命題になっている
⇒成績上位者には手厚く、そうでない生徒への対応はそれなりになっている!?
②今のサピックスは大きくなりすぎた
⇒ 講師が子ども一人ひとりに目を配ることが難しい!?
⇒ スキルの高い講師が不足している!?
⇒ 講師の不足を仕組みでカバーしようとしているが追いついていない!?
③宿題の量が多く、その管理などで親の負担が高い
⇒ 親にも相当の覚悟が求められる。
⇒ 特にわが家のように両親がフルタイム勤務の場合は難しい!?
実際にサピックスαクラスのお子さんを持つ親御さんは「あんな苦労はもう二度としたくないので下の子はグノ―ブルにしようと考えている」とのことでした。
では、中学受験グノ―ブルの良さとは
現在のグノ―ブルは、大手塾と呼べるほどの規模も知名度もありません。
しかし、だからこそそのことが逆にメリットを生んでいると思います。
①双方向の授業により、ひとりひとりに寄りそう指導ができること。
②講師のサポートが手厚いため、サピックスと比較して親の負担が小さいこと。
③個別指導「グノリンク」が併設されており、スポット授業が受けれらること。
補足(説明会の比較)
実は私はサピックス(東京校)とグノ―ブル(東京校)の説明会に出ています。
どちらも講師からカリキュラムや指導方法が説明された点は同じですが
お話がわかりやすく、しかも楽しかったのは圧倒的にグノ―ブルの方でした。
グノ―ブル 夏期講習(小2)の概要
(8日間:45分×2コマ 算・国各8回)
参考:四谷大塚 4日間:各150分(算・国合わせて)
算数 国語
1 かけ算 お話と言葉の知識
2 位置と座標 お話と言葉の知識
3 平面図形 お話と言葉の知識
4 規則性の発見 詩と言葉の知識 ← ここを体験してきた
5 立体図形 お話と言葉の知識
6 わり算(1) お話と言葉の知識
7 わり算(2) お話と言葉の知識
8 総合 詩と言葉の知識
「わり算」が入っている点は、四谷大塚と比べても若干先取りしている印象です。
(娘は公文で算数をC教材まで終えており、四則演算はマスター済み)
日程的には四谷大塚よりゆったり組まれており、「詰込み型」ではない印象です。
グノ―ブルの夏期講習を受けた娘の感想
内容は難しかった? ⇒ 簡単だったよ
授業は楽しかった? ⇒ 先生の話が面白くて楽しかった(特に国語)
どこがよかった? ⇒ (国語で)ほかと違う答が褒められて嬉しかった
まとめ
低学年コースということで、高学年コースの判断材料にはならないと思いますが、
4年生からの本格受験に備えた助走時期に通わせる塾としてはよいと感じました。
また、高学年においても個別指導のグノリンクの方は、メイン大手塾のサブとして活用してみる価値はありそうです。
ただ、わが家から通うには少し距離があるため、近くに開校するといいのですが。
御茶ノ水校が新設されるようですので期待してみます。
最後に一点、小1、小2の通常授業は算数のみである点にはご注意ください。
国語も学ばせたい方には向きません。小3からは算/国になります。
みなさんの塾選びの参考になれば幸いです。
ではまた