今日の出来事

★ 『パワーカップル』日経産業新聞より

マサトです。

最近『パワーカップル』という言葉をよく耳にします。

これからの消費を牽引してゆく有力な消費者層として注目を集めているのが『パワーカップル』

とは言っても『共働き夫婦』という言葉に代わるマーケティング用の新しい呼称を作り出したというだけ?という気がします。

日経産業新聞によると夫婦共にフルタイム勤務で、両方が年収700万円を越えるカップルをそう呼ぶそうです。

妻の勤務先ではそうした家庭はありふれていますし、娘が通っていた保育園にいたっては『パワーカップル』ダラけだったと思います。

なぜ今なのか、おそらく高級マンションを販売するために不動産業界が狙いを定めている次のターゲット層に分かりやすい名前をつけたのでしょう。

サラリーマンは資本家の奴隷という見方もありますが、銀行からお金を借りる時の信用力はピカイチです。

夫婦でサラリーマンでかつ双方年収が高い世帯はマンション業界にとっては絶好のターゲット。

高級物件の受け皿が『パワーカップル』
『パワーカップルを狙え!』が業界の合言葉になっているのかも知れません。

同じような事が、中学受験業界にも言えるのではないでしょうか。

双方フルタイムで働いていると教育に掛けられる時間も不足がち、そしてそうした世帯のお金に関する価値観の1つに『お金は時間を買うためのもの』というものがあります。

中学受験教育は、愛情、時間、熱意(狂気?)が必要だと思いますが、『時間』が捻出できない場合は『お金で時間を買う』のが合理的です。

例えば、学童の送迎サービスやスポーツクラブの送迎バスのような仕組みが塾にもあれば、小学校から少し離れた立地でも『パワーカップル』層の需要を取り込めるかも知れません。

伸芽会の運営する学童『伸芽’Sクラブ』の中学受験対応版のイメージです。

SAPIXや四谷大塚、早稲田アカデミーが運営する学童保育サービス ピアノやバレエ、スイミングスクールなどと提携してワンストップで対応できれば『パワーカップル』層に訴求できそうな気がします。

お値段もそれなりになりそうですが。

まぁ『パワーカップル』ではないわが家には関係のない話ですが・・・。

日経産業新聞を読みながら ふと思ったことをツラツラと書き連ねてしまいました。

マサト

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