マサトです。
今日は娘ではなくパパの試験結果とそれを受けての心情を記録しておきます。
マサトは10月に国家資格の『情報処理安全確保支援士』試験を受験しました。
情報処理安全確保支援士とは
サイバーセキュリティ対策を担う実践的な人材育成を目的とした国家資格。
『情報処理安全確保支援士』という名称ですが、以前は『情報セキュリティスペシャリスト試験』や『テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)』という名称でした。
マサトはこの旧制度時代に一度合格をしています。しかし、合格から数年が経過しており、現在の力を試しておきたいと10月に受験していたのです。
そして、その合格発表が本日正午に行われました。
試験対策
正直、思い描いていた試験対策はできませんでした。いわゆる計画倒れです。
事前にハンディタイプの参考書は購入していたものの消化できず。
IPAのサイトから過去問もダウンロードはしていましたが、こなせないまま試験日が到来してしまったという状態です。
だだ、某IT系サイトからメルマガで日々送られてくる四択の知識確認問題にサイバーセキュリティ分野の問題も含まれており、これが力になっていたのかも。
また、日頃からセキュリティ関連の情報収集は行っており、耳慣れない攻撃手法や防御方法はどのようなものか理解するよう心掛けていました。日頃からアンテナを張っていたのは事実です。
ところが、実際に試験を受けてみると意外と手ごたえがありました。
午前Ⅱ、午後Ⅰは7割、午後Ⅱは合格ラインの6割ギリギリという感触でした。
合否は、午後Ⅱの出来が左右すると考えていました。まさに五分五分。
結果
結果は合格でした。正直ホッとしました。と同時に、娘はいつもこんな気持ちで毎日を過ごしているのだと今さらながら気づかされました。
そう思うと胸は痛み、娘への愛おしさがこみ上げてきました。
午前I試験:免除
午前II試験:84点
午後I試験:82点
午後II試験:67点
いずれも合格ラインは60%です。
ですから午後II試験は本当にギリギリでクリアです。
わずか7%。でも合格は合格です。模試とは違うのです。
おわりに
最近娘には『中学入試では満点を狙わなくていい、合格ラインを一点でも越えればいいんだよ』と話すようにしています。
というのも、必要以上に満点を意識するようになっているように感じ、そのことがどこか引っ掛かっていたからです。
もちろん娘は、「親からの期待」という有形・無形のプレッシャーを感じとり、それに必死に応えようとしてきた結果なのだと思います。
そのため、11月の全国統一小学生テストでは満点を狙うあまり、時間配分を誤って失敗をしています。
どんな結果であれ決して娘を責めたりすることはないのですが、娘の心の中には「期待に応えられなかった」という自責の念が生まれていたことでしょう。
本当に今さらですが、当時の娘の気持ちが痛いほどわかった気がします。
本当にかわいそうなことをしました。
ですから、このあたりで一度立ち止まり、点数や順位ばかりに振り回されないよう親の方が冷静になり、地に足の着いた学びに変えなくてはと思います。
この「気づき」を生かし、2月からの新3年生をどのように過ごすのか、今一度ゼロベースで、家族3人で話し合ってみたいと思います。
そして、明日の朝娘が目を覚ましたら、ぎゅっと抱きしめてやろうと思います。
ともあれ、今回合格できたことで、パパの面目はなんとか保たれそうです。
以上 マサトでした。